ネギま!を知ったのは実はアニメから。
ある夜、テレビを付けていたらなにやら面白そうなアニメが…それがネギま!だったのです。
そこから堕ちるのは早かった。
あっという間にオタクの道へ…
ですが実はそれ以前から801系に走っていたので、染まるのが速かった。と言うかそれ以前に染まりきっていたか。
そんな私は大学生。某私立大学で漫画研究会に所属しています。
近いうちにイベントでネギま!のSS集を出したいと思っています。
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RRRRRRRRR…………
携帯電話が着信を告げる音で私は目覚めた。
疲労困憊だった私にとって、その音は忌々しかった。
でも、そのディスプレイに表示されている名前に、私は胸がはずんだ。
だが、操作をして表示した画面は、私の胸を弾ませるものとは程遠かった。
「…嘘……でしょ…?」
その瞬間、私の中で何かが音を立てて崩れ落ちた。
それは、確実に、そして残酷に私に現実を見せ付けてきた。
手の中にある携帯電話。
そのディスプレイに表示されている文字の羅列。
========================================================
SendTo:ハルナ
SentForm:SatomiHakase
ハルナごめん。やっぱりこれ以上は無理みたい……
========================================================
刹那の後、私は手に持っているそれで電話をかけた。
メールの送り主に…
「…もしもし…葉加瀬です。」
彼女はいつもより少し低い声で電話に出た。
電話がかかってくるのを予想していたようにも聞こえるその声に、私は思わず声を荒げた。
「聡美!?ハルナだけど何!?あのメール!あまりにも酷すぎるじゃない!はっきり説明して頂戴よ!」
「……………」
彼女は何も返事をしなかった。
それが私には余計に腹立たしかった。
「何で何も返事をしないのよ!何とか言いなさいよ!」
「……ゴメン…ハルナ…私………もう限界なの…………」
「限界なの」と言うその言葉に、私ははっとした。
彼女が色々背負っている事は百も承知のつもり。
でも…どうしても今の彼女が許せなかった。
信じてたから…
だから…
私は静かに言った。
「もう少しでいいから…………ね?」
すると、彼女は
「もう無理なの!これ以上……」
彼女は声を詰まらせたが、必死の様子で言った……
「もうこれ以上原稿の手伝いをするのは無理!手がもげそうなほど痛いの!!!」
「しょうがないじゃない!!あなたしかいないの!!明日〆切なのよ~!!」
「そう言われても私じゃこれ以上は無理よ~!ハルナには専属アシスタントがいるでしょ!?」
「アシ二人がくたばったからアンタに頼んだの~!!もう少し~!」
「……もう無理……(バタッ)」
「ちょ…聡美!?聡美~!?」
ツーッツーッツーッ……
あぁ神様…私にもう少しだけ時間を下さい…
あぁ超様…私にカシオペアを……
「パルには魔力が無いからカシオペアは動かないネ!」
「………………orz」
終わり??